「だんだんギャラリー」

だんだんギャラリー

天神橋筋商店街の3丁目にあるおなじみの「関西大学リサーチアトリエ」にて、「だんだんギャラリー」なるイベントが開催されとります。
アトリエをはみ出す勢いで、なにやらジオラマが展示されていて、なんだかわかんないけど、ジオラマは好きなので、吸い込まれるようにして中に入ったわけです。
どーもね、関西大学団地再編プロジェクトというのがあるらしく、団地再編の提案を行なっているという、真面目な展示。
団地マニアによる団地カフェでは…、なかったようです(笑)
僕もニュータウン育ちですが、どこのニュータウンも同じような問題を抱えていているようで、宅配サービスやエレベータ設置などの高齢化対策やリノベーションによる若い世帯の誘致、賑わい創出などなど。。。
ま、そんな真面目な話も少しはしたのだけれども、僕の興味は勢いジオラマへ(笑)
これ、八幡市の男山団地の、1/2000のジオラマなんだそうです。
どうやってつくるんでしょうかね?
まず、等高線ごとに地図データがあって、特殊なプリンターを使って、等高線別に切り取り線を厚紙にプリントしていきます。
で、各等高線ごとにプリントした厚紙を、地形に沿って、カッターで切り取ります。
そのようにして切り取られた厚紙を重ねると、3次元の地形ができあがります。
全部で厚さ40mmくらいにまで重ねてますな。
地表部分の厚紙には、建築物や道路のデータがプリントされてます。
建築物は、高さ別に色分けされてプリントされてます。
たとえば、赤い長方形がプリントされているところは2階建ての建物、黄色い長方形がプリントされているところは3階建ての建物、というふうに。
次はアクリル版を用意し、プリントされた長方形のかたちに切り取ります。これはレーザーカッターで切るんだとか。
で、2階建てのところはアクリル板を2枚重ね、3階建てのところはアクリル板を3枚重ね、というふうにして、高さを出していきます。
そうやって、膨大な作業を経て、このジオラマが完成するんだとか。
何人でやってどれくらいの時間がかかるのか興味があるところですが、何人もの手で同時進行で5ヶ所くらいのジオラマをつくっているので、なんとも言えない、と。
ジオラマつくるのって、楽しい?
や、それが仕事じゃなくて、都市計画を提案するのが役目なので、ジオラマづくりはただただメンドクサイだけです、と(笑)
学生は真面目だなぁ。。

だんだんギャラリー

だんだんギャラリー

だんだんギャラリー

5/13(月)〜5/21(火) 10:00〜17:00 で開催しています。日休。入場無料。

関西大学リサーチアトリエ
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