TJWKモチーフサーキット@北区社協

TJWK
震災で傷ついた被災地をニットで繋いで支援するThink Of JAPAN While Knitting関西。

TJWK関西(Think Of JAPAN While Knitting 関西)
東日本大震災の震災遺児をニットで支援しています。全国から集まったモチーフをつないでブランケット等の作品にして販売。売上の全額をあしなが育英会に寄付!

毎年この時期は、北区社協さんでモチーフサーキットを開催させていただいています。
今年で3年目。
社協さんに協力していただくことで、とかく同年代ばかりになりがちなTJWKの参加者が、一気にバラエティ豊かになります。
今回も、ECCの学生さんなどの若ーい方から年配の方まで、初心者の方からベテランの方まで、さまざまです。
ニットのいいところは、教え教えられが自然にはじまり、それをきっかけにあちらこちらでコミュニケーションが生まれることですね。

昨年、TJWKのモチーフを使ってグラニーバッグをつくるというワークショップを社協さんで開催したところ、南森町の信用金庫で働く同僚OLさんたちが3人で来てくれはりました。
でも、彼女たちはまったくの初心者。編み棒すら握ったことのない人たちでした。正直、そういう人たちにとってグラニーバッグをつくるというのはなかなかハードルが高いんですが、ワークショップのあともご自宅で編み続け、ついには完成させたとのこと。それはそれでこちらもすごく嬉しかったのですが、その彼女たち3人組が、約1年ぶりに、今回のモチーフサーキットに参加してくれはりました。
どうやらあれ以来ニットはされてなかったようで、もちろん、モチーフの編み方も編み図の見方もわかりません。それでも、前回のワークショップでおもしろさに触れ、今回も参加してくださったのですね。

そういうのを見ていると、いろんな参加の仕方があるんだなあと思います。

今回は、ゲストスピーカーに、株式会社リブドゥコーポレーションの三宅浩史さんと奥藤さえ子さんにお越しいただきました。
紙オムツのリーディングカンパニーだそうで、一般には知られていないけれども、福祉の分野では有名な企業なのだそうです。そちらの有志7人が震災を機にボランティアチームを立ち上げ、「7人の侍」と称して、チームで活動をされています。
会社を説得し、東日本大震災の被災者を支援する活動を、さまざまにされています。
年末の大掃除の時期に社員から古本を集めて、それを売り、「売り上げ+同額を会社から寄付してもらう」の全額を寄付したり、実際に現地にボランティアに行かれたり、さまざまな活動をされています。
会社を巻き込んでいくプロセス、継続していくためのちょっとしたチップなど、理念的なこともさることながら、実践的なことをたくさん話していただき、TJWKをまわしていく僕たちにとっても、とってもタメになるお話をしていただいたのでした。

社協さんでのモチーフサーキットは毎回2時間なのだけれども、あっという間ですね。
楽しくもあったかい時間が流れていて、今回も楽しいモチーフサーキットとなりました。
お越しいただいた皆さん、協力してくださった皆さん、本当にありがとうございました。

TJWK

TJWK

TJWK

TJWK

TJWK

TJWK

TJWK

さて、次回は、
ワークショップ「グラニーバッグ or マフラーをつくろう」です。
TJWKのモチーフを使って、自分だけのグラニーバッグやマフラーをつくります。
キットを用意していますので、そちらをご購入いただき、ご自分だけの作品をつくってください。
ご購入いただいたキットの代金が、全額、被災地の震災遺児の支援のために使われます。

●日時:11月30日(土)10:00-15:00
●場所:大阪市北区社会福祉協議会 在宅サービスセンター(大阪市北区神山町15-11)
HP:http://osaka-kita.kusyakyou.or.jp/
講習費:2,000円
材料費:グラニーバッグ 1個3,000円、マフラー 1個4,000円(どちらも全額が被災地支援のために寄付されます)
※グラニーバッグとマフラーのどちらかひとつ、または両方つくられても、講習料は2,000円です。
おそらく今年はこれが最後のTJWKのイベントです。奮ってご参加くださいませ!

コメント

タイトルとURLをコピーしました