喫茶ミクロのパパイヤサンド

大阪駅前第2ビルの地下にある「喫茶ミクロ」のパパイヤサンド。
上等のパパイヤをゴロッと切って、ハムと一緒に挟んである。
めっちゃ美味い！
最初、オヤジさんに注文して、オヤジさんが厨房の奥さんに注文を通したら、
「パン切れたからできへんてさっき言うたやん！」
と、奥さん。
「なんとかするから大丈夫や！　パン買ってくるわ！」
と、オヤジさん。
ほいで、オヤジさんが僕のところに来て、
「パン切れたんやけどな、なんとかするかな、ちょっと待っとってな！」
と。
その内幕、要るか？と爆笑したけれども、そこはもちろん、おまかせです。
「パン買ってくるわ」
「４枚切りでないとあかんで。他のはあかんで。どこに買いに行くんや？」
「なんとかする！」
「なんとかするて、どないするねんな！」
そんなやりとりがあってですね、なんとかなったようで、出てきたのがこれです。
美味いですよ。
気前よく大ぶりに切ったパパイヤが、ゴロゴロ入ってます。
パパイヤだけじゃなくて、ハムの塩味が、絶妙の塩梅になってます。
ようこんなん考えたな、と。
おしぼりも水もセルフサービスやし、水入れるのは紙コップやし、喫煙席テーブルは横に衝立が迫ってきていてめっちゃ圧迫感あるし、テーブルには「タバコは２本まで」とか変なこと書いてあるし。。
そうそう、食パンを３等分にしたものがデフォルトらしく、それで何の問題もないのですが、2人で食べるんやったら、言うてくれたら、２等分にしたのに、と、オヤジさん。
ケンカしんといてな、と、オヤジさん。
イヤイヤ、大人はケンカせんから、そんなことで。
僕、ええ歳した大人ですから（笑）
阪神のスナックパーク的な気安い雰囲気の店内なのだけれども、出てくるもんやメニューを見てると、ビシッと一本筋が通ってるのがヒシヒシと伝わってきます。かつ、妙で扱いにくいこだわりの数々（笑）
パッと見たかんじはそうとは思わないけれども、まごうことなき、純喫茶やと思います。
今度はパパイヤカレーを食べてみます。