南三陸のフリーペーパー

南三陸
atricotさんが念願の東北でのニットのワークショップを開催して、その彼女から、かの地のフリーペーパーをお土産にたくさんいただきました。南三陸のあっちこっちをまわって、手に入れられるだけのものをたくさんもらってきてくれたのだとか。ありがたや。
最近僕は、いろんな土地のフリーペーパーや情報誌を集めているのだけれども、それを知った人が、どこぞへ行かれたときにお土産にもらってきてくれることが増えました。ありがたや。
小さなエリアを舞台としたフリーペーパーや地域情報誌は、その小ささゆえに、情報発信という側面よりも、人と人とをつなぐ媒介としての役割の方が大きいのではなかろうか、という気が最近しています。
実際に、自分がつひまぶをつくるようになって、そんなことを感じるようになりました。掲載された人と読者が、つひまぶをきっかけにリアルにつながる、ということだけではなく、掲載された人同士がお互いの存在を知り、それをきっかけに交流がはじまったり…、というケースがいくつかあり、これは小さなエリアを対象としたフリーペーパーならではやな、と感じています。
そうやって、つながりが増えていくことは、作り手である僕の足元が豊かになっていくことでもあるような気もします。
つひまぶをつくっているとき、オレはなんでこれをつくってるんだろうか?と、自問自答しながらつくっています。この人にこの人を知ってもらえたらな、なんてことを考えるとき、答えのひとつには、自分が拠って立つ場所の土壌を豊かにしたい、という動機が、自分のなかにはあるな、と思うことがあります。

南三陸には、フリーパーパーや地域情報誌が数多くありました。
え?こんなにたくさんの種類が発行されてるの?というくらいに。しかもどれも、クオリティが高い。
かの地は、震災以降、つながりがぶった切られた土地だと、よく聞きます。立場立場で課題や解決方法が違うことから、つながりの大切さを希求する一方で、小さな断絶があちこちで起こっていることを、耳にします。
この、豊かでクオリティの高いフリーペーパー群を見ていると、あの人とあの人をつなげたい、つくっている自分の土壌を豊かにしたいという思いが、作り手の人のなかにはきっとあるのだろうな、この数の多さやクオリティの高さは、そんなことを示しているんだろうな、と、そんなことを思うのです。
あやこさん、ありがとう。

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