迷惑駐輪夜間撤去を実施しました

迷惑駐輪夜間撤去
今日は、北野地区の迷惑駐輪夜間撤去の立ち会いに。
撤去作業そのものは大阪市建設局の職員さんがおこないますが(一般の人たちは、撤去どころか動かす権限すらありません)、地域と一体となっておこなっているということを周辺の人たちに知ってもらうためにも、僕たちが立ち会いをします。
前回に夜間撤去をおこなったのが5月下旬だったので、2ヶ月ぶりですが、少しは減ってきているような印象です。ただし、夜間と昼間とでは自転車ユーザーが違うので、昼間と夜間とでは状況が違いますが。

少しは減ってきているような気もしますが、それでも、ご覧の通り。いつもの場所にわんさと止められています。
これは、KKRホテル横を扇町通りから入ったところです。

迷惑駐輪夜間撤去

迷惑駐輪夜間撤去

迷惑駐輪夜間撤去

迷惑駐輪夜間撤去

 

チェーンで柵とつないでいる自転車も、容赦なくチェーンを切ってもらいます。
原付バイクも撤去してもらいます。

迷惑駐輪夜間撤去

 

自動二輪は撤去の対象外でしたが、自転車と原付バイクだけ撤去して違法駐車の自動二輪がポツンと残っている状態も不自然極まりないので、曽根崎警察署にも参加してもらって、反則切符を切ってもらいます。

迷惑駐輪夜間撤去

 

今回は、自転車67台+原付バイク1台+自動二輪1台を撤去してもらいました。
同時に神山町でも撤去作業をおこなってもらっているので、それを加えると台数はもっと膨れ上がります。

迷惑駐輪夜間撤去

 

まだまだです。

昼間は炎天下のもと、夜間とはいえ真夏に、撤去作業はキツイですよ。
仕事とはいえ、頭が下がります。
でも、撤去してもらわないと、まちの景観を損ねるし、まちの景観を損ねることは、やがて凶悪犯罪につながっていきます。車イスも通りにくいし、緊急車両が走行するときの邪魔にもなります。
以前は、駐輪場がないという事情もあったけれども、今は、あちらこちらに駐輪場があります。このあたりの駐輪場が満車で1台も置くところがないという事態は、そうそう発生しません。探せば、どこかが空いています。これは僕が実証している。

関西大学に依頼して追跡調査をしてもらった結果、この界隈で迷惑駐輪をおこなっている人たちの約7割が、この界隈の店舗や事業所で働く従業員だということがわかっています。
自分たちで、まちの景観を損ね、危険を誘発しているわけです。
迷惑駐輪、違法看板、落書き、迷惑な客引き…、ちょっとしたこれらの小さな悪事は、やがて大きな凶悪犯罪を誘発します。窓割れ理論が、そのことを証明しています。
そんなまちに、人は来ません。

自分たちの目先の利便のみを追求する結果、客足を自ら遠のけている。
近視眼的な利便の追求が、長期的な低下を招いているということに、気がついたときには取り返しがつかないのだということに、まちの人がもっともっと自覚的でないといけません。
これは、モラルの問題であると同時に、利益の問題でもあるのだから。
そのためにも、根気強く、この活動を続けていきます。

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