橿原の藤原宮跡に蓮池があって、えらいことたくさんの蓮が咲いていると聞いて、今年は法金剛院も入ってないことやしと思って、朝っぱらから藤原宮跡へ。
藤原京は、平城京の直前まで都が置かれていたところで、飛鳥時代の最後期の都ですな。
太極殿(跡)が残っており、南北と東西に道がこしらえられた条坊制の都としては、日本最初だとか。唐風の影響をもっとも強く浴びていたころの都。
近鉄八木から2時間に1本くらいしかないコミュニティーバスに乗って現地へ行きます。
アクセスはあんまりよろしくないんだけど、到着してみると、都があった跡の広大な空間の一角に、蓮が咲き誇っていました。
お寺さんの庭やカメに入った蓮ではなく、こんな広大な空間で見る蓮は初めてて、いつもと趣が全然違います。
わりに背丈の高い蓮もあって、蓮の透き通るような花びらを下から眺めるという、滅多に見れないアングルからも見ることができて、この場所ならではの楽しみがありますー。
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