大淀中学校 職業講話「デザインについて」の感想文が届いた

12月2日に大淀小学校で、「デザインについて」の授業をさせてもらいました。

大淀中学校の1年生に、職業講話の授業をしました

デザインの仕事は、なかなかわかりにくい仕事で、「絵を描く人」と思っている人もたくさんいます。
そうではなくて、
デザインというのは、伝えたいことを、伝えたい相手に、効果的に伝えるための「手段」だということを、僕は伝えにいきました。

●身のまわりにあるデザインされたものの事例
●書類一枚の情報からデザインされたものをつくるまでの過程(デザインされたものとされていないものの比較)
●伝える内容や相手によって、デザインの道筋はこんなにも変わる
●実際にデザインしてみる(手順の説明)
●みんながすぐにでもできるデザインは「整理整頓」
●デザインは発信者と受信者の間を取り持つ、両者を仲良くさせる。デザインは人と人とを仲良くさせる

そんな内容のことを、スライド80枚用意して、50分の授業に詰め込んで説明しました。
はっきり言って、大人でも難しい内容だと思います。
でも、今の世の中はデザインが溢れているし、聞けば、中学一年生のほとんどはスマホを持っていて、LINEをやっているということも事前にわかり、僕らが中学生だった時代とは持っている情報量が桁違いなのだから、きっと理解してくれるだろうという思いもあって、かなり難しい内容のお話をしてきました。

大人に話をするのとは違って、中学一年生に理解してもらえるにはどうすればいいんだろうか、って、スライドをつくるときは、かなり悩みましたよ。
しかも、子どもたちは、話がおもしろくなかったら容赦ないだろうし、愛想もしないだろうし、伝え方はかなり考えました。(それこそがまさにデザイン!)
着る服も髪型も、ツカミの話も、まー考えたな。

デザインについて改めて考えるきっかけになった、なんてことはじつはないのですが(笑)、ひとつだけ、改めて思いついたキーワードが出てきました。
「整理整頓」。
たとえば、机の中やカバンの中を整理整頓する。
これは、デザインです。
使いやすく、目的のものを見つけやすく、しまいやすくするにはどういう配置がいいのか、それを考えて実践することは、デザインそのものです。
この「整理整頓」というキーワードをひねり出したとき、理解してもらえるだろうな、という確信めいたものが生まれました。
「整理整頓」といえば、あんまりやる気が出ないけれども、「机の中をデザインしよう」といえば、ちょっとやる気が出ない?なんてことを。

そんな話をしてきました。
そして今日、受講してくれた生徒たちから、感想文が届きました。
どれを読んでもね、ちゃんと理解してくれているんですよね。
中学1年生が、これだけ理解してくれたらじゅーぶんです。むしろ大人は、50分の授業でここまで理解できないだろうなとすら思います。大人には、固定的なイメージがこびりついているから、それをひっぺがえすのが大変なので。

いい経験をさせてもらいました。
この感想文は、宝物箱にしまっておきます。

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