『つなみ』

ジョイデブ&モエナ・チットロコル/訳:スラニー京子
紀伊国屋書店うめだ本店は、ほぼ毎日行く、僕の普段使いの本屋さんです。
そこで、タラブックスのハンドメイド本「つなみ」が平積みされているのを発見。
なんちゅー不意打ちですか。もともと英語版(「TSUNAMI」)しかなくて、インドや英語圏で流通していたもので、ハンドメイド本なので部数も少なく、英語版がamazonの中古市場で200ドルくらいで売られていて、しかも出品していたのはロンドンの古書店。。。それがですな、不意に日本語版が出ているのを発見したのですよ。いつですか? 今月ですか。いやー、英語版を200ドルで買うのを思いとどまってよかったな。
この本はご朱印帳スタイルというか、蛇腹になっていて、なぜそうなっているのかというと、絵巻物だからです。
2004年にインド洋で発生した大津波による惨状がハンドメイドな絵本となりました。日本だと、なまず絵ですかね。んなわけないかー。
シルクスクリーンで一枚ずつ刷られ、紙も手漉き、インクも調合し、製本も一冊ずつハンドメイドです。なので、一冊ずつ風合いが違います。僕が手にした274/1500とナンバリングされたものは、発色がいいです。
タラブックスのハンドメイド本は5冊目かな。この本は、トライバルアート(部族の伝統アート)ではなく、現代のものを題材にした、僕にとっては初めてのコレクションです。これまた何度でも眺めていられる。。

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