さよなら『月刊島民』

『月刊島民』(すでに月刊ではなくなっているけれども、「月刊島民」の四文字で染み付いてしまっている。。)が、3月1日発行号(vol.136号)で最終号となった。
昨日、編集者の大迫力さんのツイッターで発表され、FB上でもたくさんの方が発表をシェアされている。
https://twitter.com/osakochikara/status/1366204329363795968?s=20&fbclid=IwAR3ihTkZ7et8KkE8pBAShDaRiYkal4GMAIL9OD-qAch6ZGkdxIYNjAzcfTA
2008年の京阪電車中之島線開業を機にスタートしたこのフリーマガジンも、いつの間にか12年間を数え、100号を超えて136号を数える長寿メディアとなった。
今号でフィナーレを迎えるわけだけれども、誌面に湿っぽさはなく、この号で終わる理由もどこにも書かれていない。その潔さがいい。べつに雑誌が終わる理由なんて、(知りたいのはヤマヤマだけれど)読者は知らなくてもいいと思うし。
その代わりと言ってはなんだけれども、特集のテーマが「月刊島民のつくり方」となっていて、これまでの振り返りをやりつつも、『月刊島民』でやろうとしていたこと、伝えようとしていたことなどが書かれている。そのことで、あらためて「中之島」の魅力が浮き彫りにもなっている。さすがの特集ですな。
まちの息づかいを伝える雑誌だった。『月刊島民』がもし、グルメやショッピングといった消費の側面から中之島を紹介するものだったら、僕は毎号手にとって読み続けてはこなかっただろう。
『月刊島民』のチャームポイントは、今回の特集にも書かれているとおり、中之島を「生活の場」として捉えている点だと思う。視点をそこに据えたことで、グルメやショッピングのみならず、建築から歴史まで、風景から遊びまで、インバウンドから地元民まで、広いレンジで扱うことができたのだと思う。ちょいちょい中之島からはみ出してしまうヤンチャぶりも好きだった。
そういう器の大きな雑誌って、ありそうでないし、その意味ではええ雑誌やったと思います。
社内報、シテ島との比較、古地図パラダイス、鳥瞰図、山崎豊子、手塚治虫、中之島ホテル史、奈良から見た大阪…、好きな特集、蒙昧な眼を開いてくれた特集がたくさんありました。
136号のうち、欠番は10号分くらいやろか。だいたい持ってる。
毎号表紙の絵を描き続けた奈路さんはじめ、140Bのみなさん、編集と発行に携われたみなさん、お疲れさまでした。
ラストを飾るイベントが各種あります。
3/1〜3/31
アバンザにあるジュンク堂書店大阪本店で「さよなら島民フェア」
3/31 19:00〜21:00
大阪ガス エネルギー・文化研究所 都市魅力研究室で、島民編集の大迫力さんを迎えて「うめきたTalkin’ About」
4月(日時未定)
中之島図書館で「島民」ヒストリーと表紙イラストの奈路さんのイラスト原画展など

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