祇をん 萬屋

京都の四条はすでに人混みが多くなっているので、一本南側あたりをぷらぷらと歩いていた午後の昼下がり、14時少し前。昨日のこと。
お腹も空いたけれども、中途半端な時間でランチタイムも終わってるところが多いし、と思いながら、ここは美味そう!と、長いこと地元に愛されていそうな、気安そうなうどん屋さんを見つけたのでした。飲食に関してはのれんをくぐるまえにアタリかハズレかかなりの高確率でわかる僕の才能が炸裂してですな、大アタリを引き当てましたな。
のれんをくぐると、地元で長く愛されてきたこじんまりしたうどん屋さん、ってかんじ。好きなタイプ。
と思っていたら、先客の2人組が、うどん2杯で3,000円とかお会計していたので、ん?と思ってメニューを見たら、うどんにしてはちょい高め。平均の倍近い。。。まあでも、うどんなので、高くなっても知れてるから、ここは気を取り直して、美味そうな写真で紹介されていた看板メニューの「ねぎ」を。
そしたらですな、うどんが見えないほどぎーっしりと投入された九条ネギの刻み。その量たるや尋常ではなくて、ネギ数本分は投入されているのではなかろうか。食べても食べてもなくならない(笑)
九条ネギなので、柔らかいのにシャキシャキ感があって、旨味があって。ほんで、添えられたショウガがまた合う。
出汁がまた角のとれた優しい出汁で、うどんの麺は心持ち柔らかめ。
これはええもん食べさせてもらいました。大アタリ中の大アタリ。
帰ってからネットで調べてみたら、
普段は大行列で1時間待ちのお店で、ミシュラン京都ビブグルマンにも掲載されている名店ですと。
そーかそーか、こんな時期やし、中途半端な時間やったし、並ぶことなく入れたってことやね。
でも、うちは名店ですからっ!って雰囲気は1mmも出てなくて、気安いお店やったな。
最近は食べるもんの写真を撮ることなんて滅多にないけど、これは思わず撮ってしまいましたがな。お店に、撮ってもいい?って声かけて。
お店は「祇をん 萬屋」。

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