室生龍穴神社

自粛が解除になったので、以前から行きたかった室生の龍穴神社へ。
人が少なそうなところを狙い撃ちしてこの場所に決めたけど、、誰もいないと思っていたら、本殿と奥宮の両方で10人くらいとすれ違う。まあ、みんな考えることはおんなじやね。
龍穴神社は、室生大野口の駅から室生寺が終点のバスに乗って、そこからさらに室生川に沿って上流に向かって歩く。1キロほど歩くと、はっと息を呑むような独特の静けさと神秘的な雰囲気をたたえた、室生龍穴神社が登場する。神社の周りは大きなスギの木に覆われていて、静まり返った古い神社のどっしりとした雰囲気がある。室生寺もいいけれども、さらにその奥にある室生龍穴神社に参拝したいと、ずっと思っていたのですよ。ようやく念願叶って。
ここは神高い場所だということが一発でわかるようなところで、パンデミックを乗り越えた今、水の気に触れておくにはうってつけの場所。本殿には、龍を操る善女龍王の額が掲げられている。
ここからさらに室生川を遡ってから、山に分け入っていくと、磐座伝説に彩られたど迫力の天の岩戸があり、ここもまた射日神話・招日神話が存在する汎アジアの一角なのだ。
そのさらに奥に、龍穴神社の奥宮にあたる吉祥龍穴がある。龍神伝説の本家本元がここで、湧き出る水は遠く大阪湾に注がれるのだとか。目の前の滝は、それこそ龍だ。空気が他とは違う。しばし佇む。小鳥のさえずりが聞こえるのみ。
このあと、大野寺の磨崖仏、龍王ヶ淵へ。水を巡る一日。

室生龍穴神社(2020.5.24)
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室生龍穴神社 天の岩戸(2020.5.24)
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室生龍穴神社 吉祥龍穴(2020.5.24)
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