三光神社

お客さんのアトリエのある玉造へ行ったついで、三光神社へ。
ここは、脳梗塞の後遺症、痺れとか麻痺なんかから守ってくれるという珍しい神社ですわ。
元禄時代、陸奥の青麻神社にて「三度詣でれば生涯中風の難よりのがれる」と伝えられた、三光詣でというのが流行ります。
中風というのは、脳梗塞や脳出血のあとの後遺症のことですわ。これに効くのが、三光詣で。
陸奥といえば宮城県なので、関東東国からも上方からも遠いです。そこを歩いて詣でると後遺症に効くということは、これすなわち、現代で言うところのリハビリですわな。なので、往路では杖をついていた人が、復路では二本足で歩いて帰ってきて、霊験あらたか!となるわけです。信仰が科学に裏付けされた好例。このへん、先日のまち歩きでの陸奥さんの受け売りね。
大阪人は陸奥まで行くのが邪魔くさいのか合理的なのか、例の如くですが、陸奥から青麻の三光宮の神を勧請し、ここ三光神社に合祀されたそうです。
おかげで、ワシらは宮城県まで行かんでも、玉造へ行けばええんですが、リハビリはどーするねん?(笑)
ワシもおかげさんで、たいした後遺症もなく、ピンピンしとります。
さて、宮司さん、90歳を迎えられ、今は要介護やそうです。三光さんのご利益があればええのですが。
鳥居の近くの柿が、3年ぶりに大量に実をつけてます。
採ってもええよとは言われたけど、真田幸村やら寿老人さんがじーっと見てはるんで、遠慮しときました。
三光神社は、真田幸村が真田丸をつくった際に掘ったと伝わる大阪城と真田丸をつなぐ「真田の抜け穴」があることで有名な神社ね。穴、埋まってるらしいけど。

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