毘沙門堂の紅葉

毘沙門堂
この時期の京都の紅葉は穴場と呼べるようなところもなく、どこ行っても、ごった返してますわ。
んで、今回、京都の外れにある山科の毘沙門堂へ。
地元では人気のある紅葉スポットだけれども、京都市中からは外れるんで、全国から人が集まり倒すなんてことはなかろうと見込んでのチョイス。まあ、もともと、ここは大好きなお寺さんでもあることなので。
ところが、だ。
今年から夜間拝観をはじめるってポスターがあっちこっちに出てるんですよ。これでイヤーな予感はしてたんだけど、案の定です、
や、人の集まりは、やっぱ市中から外れるだけのことはあって、それほど混んでるわけでないんですよ。
そうではなくて、知らぬ間に、山門の提灯が新しくなり、本堂がキレイな真新しい朱に塗られているではありませんか。。そのうえ、かつてはそこを歩けた庭は眺めるのみとなり、楽しい楽しい襖絵の多くは撮影禁止となっておりました。さらに、だ、お坊さんが増えてるし。。。
かつては、ほどよい寂れた感があったんですが、ちょっと金儲けの匂いを薄く感じる程度に、少しだけ下衆なお寺さんになっておりました。
皇族が住持を務める格式の高い寺院を称して「門跡」といいますが、ここもそうで、正式な寺名は毘沙門堂門跡です。だから、塀は7段だし、紋は菊の御紋です。
最澄が掘ったといわれる毘沙門天像が本尊なのだけれども、これが結構な秘仏で、滅多なことでご開帳されません。聞くところによると、手のひらサイズの小さな小さな毘沙門天像なのだそうです。見たいな。。。
お堂の部屋にいろいろ仕掛けがあって、襖絵に、工夫が施されています。
逆遠近法のような手段で描かれた絵がさまざまな襖に描かれていて、たとえば描かれた机の角度が、見る場所によって違ってくるような、机が動いているかのような、錯覚を利用した絵がたくさん、襖に描かれています。
この部屋は客人に控えてもらう部屋で、客人を飽きさせない心配りがなされているのですね。
そういう、おもしろいものが、ここにはたくさんあります。
それらをユーモアたっぷりに伝えてくれるお寺の小間使いさんがいたのですが、その方は、すでにいらっしゃらないようでした。
すぐ近くには琵琶湖からの疎水が流れ、その畔には、春になると菜の花が咲き乱れます。
この時期、本来なら紅葉が見事です。
今年も見事ではあったけれども、秋が遅かったせいもあってか、例年、こんなもんじゃないよ、といったかんじの紅葉ぶりです。
ドウダンツツジが、それはそれは見事な紅を見せてくれていました。
できることなら、そっとしておいてほしい、京都に数少ない穴場的な場所です。

毘沙門堂

毘沙門堂

毘沙門堂

毘沙門堂

毘沙門堂

毘沙門堂

毘沙門堂

毘沙門堂

毘沙門堂

毘沙門堂

毘沙門堂

毘沙門堂

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毘沙門堂

毘沙門堂

毘沙門堂

毘沙門堂

毘沙門堂

毘沙門堂

Flickrに画像あります。
山科:毘沙門堂門跡(2013.11.19)

毘沙門堂門跡

京都市山科区安朱稲荷山町18

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