陶芸家、脇山さとみさんの個展

脇山さとみ

陶芸家、脇山さとみさんの個展に行く。

さとみさんは、トルコ・キリムの専門店「SUFi(スーフィ)」さんのトモエさんのおねえさんで、ときどき顔をあわせる程度のお付き合いでした。
ただ、たまさかに会うたび、あ、この人好き!って感情がふわっと生まれ、
作品を目にするたび、あ、この作品好き!ってなるのでした。

でも、そこどまり。
日々の忙しさにかまけて、そっから先のなにかに繋がっていくことはありませんでした。
なんだかんだで、腰が重いなぁ。

そんなある日、
SUFi(スーフィ)のトモエさんのブログを見ていて、
環状線一本で行ける玉造でさとみさんの個展が開催されていること、イスタンブルにすむトモエさんが、作品を見たがっていることを、知りました。
さらに、今なら2時間ほど身体を空けられる。
これは、行く流れだな、行ったほうがいいな、と思い立って、ふらっと出かけたのでした。

さとみさんの作品は、とても端正な作品が多い。
その端正さは、たしかな手仕事に裏打ちされているように見えます。
きちんと、細部にまで神が宿っているような、細やかさが見えます。
でもその端正さは、重く分厚くどっしりとしたものではなく、ふわっと軽やかな軽快さに結実されているように、見えます。どこか、天平の文化につながっているような。。
さらに付け加えるなら、彼女の作品には、どこか人なつっこさがあります。
それは、さとみさんが持つ人なつっこさに通じていて、とても愉快な気分になります。

民家を改装した個展会場「22家」に行ってみると、さとみさんはいらっしゃらなく、聞くと、近くの陶芸教室に行っている、と。
地図を描いてもらって陶芸教室まで歩いていくと、ガラス扉から見える室内の明かりが半分ついているきりで、誰もおらず、ガラス扉もカギがかかっていました。
意を決して、扉横のインタフォンを押すと、休憩中のさとみさんが出てこられました。

あれやこれやの話をして、懐かしい話やら未来の話をして、やっぱり、あ、この人好き!って感情にふわっと包まれ、どうやら来春、彼女の陶芸教室に通うことになりそうです。

行ってよかったなと思える、素敵な時間を過ごしたのでした。

脇山さとみ

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Flickrに画像あります。
脇山さとみ 陶展@22家(2013.12.18)

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