露天神社(お初天神)例大祭、都心のど真ん中の祝祭空間

露天神社(お初天神)

宮入のとき、役太鼓は猛スピードで本殿に突っ込んでき、直前で急カーブを切って、ビタッと止まる。これが決まるまで何度もやり直すのだけれども、その、突入するスピードの命知らずのさまと言ったら!
ほどなくして、傘が舞い、獅子が舞う。海原を縦横無尽に泳ぐような、美しい曲線を無数に描く舞いは、旺盛な生命力を感じさせる。
地車囃子が鳴りものと太鼓で刻むリズムは優に10分以上ループを繰り返し、徐々に巨大なうねりをつくりだす。さらには、龍踊りと一体となって舞台を取り囲む数多の足を揺らし、観客もろとも巻き込んで、ビル群に囲まれた都心の夜に祝祭の空間を現出させる。

露天神社(お初天神)の夏祭、例大祭は、都心のど真ん中にあって、どこにこれほどの?と思わずにはいられないほどの熱量を放つのだ。ここに住む人は、それほど多くはないはずなのに。

露天神社(お初天神)

露天神社(お初天神)

露天神社(お初天神)

露天神社(お初天神)

露天神社(お初天神)

露天神社(お初天神)

露天神社(お初天神)

露天神社(お初天神)

露天神社(お初天神)

氏地は広い。
JR大阪駅から南側全域をカバーして、役太鼓と獅子舞が巡行し、真夏の白昼夢ような時空を都心のど真ん中につくりだす。

露天神社(お初天神)

露天神社(お初天神)

夏祭は、夏の暑気がもたらす厄災を祓い、無病と息災でもって夏を乗り切るための祈りのかたちだと思うのだけれども、祭というかたちに昇華させるのならば、人と人との強い絆が必要となる。
そのことに思いを寄せると、無機質なビル群にも人と人との無数の有機的な繋がりがあって、それらがまちを支えているのだということが、よくわかる。露天神社の例大祭の放つ熱量のデカさからは、そういうことを示しているのだと思う。

露天神社(お初天神)

露天神社(お初天神)

露天神社(お初天神)

露天神社(お初天神)

露天神社(お初天神)

露天神社(お初天神)

露天神社(お初天神)

露天神社(お初天神)

Flickrに画像あります。
お初天神例大祭 氏地巡行(2016.7.17)

お初天神例大祭 宮入(2016.7.17)

露天神社(お初天神)

大阪市北区曽根崎2-5-4

スポンサーリンク
レクタングル(大)
スポンサーリンク
レクタングル(大)