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襖絵に浮かぶは桃山文化の真髄
城は城なのだが、姫路城や熊本城などのように、戦闘時のことを最優先して造られた城ではなく、徳川家康が上洛時に利用する宿泊処として1603年に造営された城である。したがって、いかめしい面構えよりも、二の丸御殿や唐門など数々の趣向を凝らした装飾が目立つのが特徴。また、二の丸御殿には、大政奉還が行われた大広間などの歴史上の貴重な舞台が残っているほか、狩野派に代表される桃山芸術の粋が凝縮されている。二条城は、日本の封建的な時代に生まれた華やかな文化が詰まっていると言えるだろう。
二条城 二条城  (nijo-jo)
京都市中京区二条通堀川西入二条城町541 拝観/9:00-17:00 大人600円####

王権の庭
平安京造営時に、大内裏の南に造られた庭園の遺構。延暦19年(800年)に、桓武天皇が行幸されてから、歴代天皇の行楽地となり、観桜、納涼、船遊び、詩歌管弦などがおこなわれたと伝わる。弘法大師が雨乞い祈祷をした霊地としても知られ、その後、御霊会の修法道場ともなった。現在の神泉苑は慶長年間に再興されたもので、池の中央に善女竜王とを祀っている。歳徳神を祀る寺は全国でもにここだけという。
神泉苑 東寺真言宗 神泉苑  (shinsen-en)
京都府京都市中京区御池通神泉苑町東入ル門前町166 拝観自由##

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