Luis presents! DEEP KYOTO 2004 all right reserved
Google
極楽と浄土の地。
天台五門跡のひとつ。最澄が比叡山に建てた小堂に源を発し、明治4年、現在地を本坊とする。境内は自然の傾斜を活かして建物を配置。京都市の名勝に指定されている聚碧園などを眺めながら客殿、宸殿を通り、池泉回遊式庭園の有清園に出る。一面を苔の緑が覆い、秋には見事な紅葉に彩られるこの庭の一角に往生極楽院重要文化財が立つ。1148年(久安4)の建立で、狭い堂内に仏像を納めるため船を逆さにしたような船底天井となっている。本尊は金色に輝く阿弥陀三尊像国宝。観音・勢至両菩薩の腰をやや浮かせた姿勢が印象的である。かつては、堂内は極彩色の壁画で荘厳され、平等院鳳凰堂などとともに極楽浄土の世界を表した。
三千院門跡 天台宗 三千院門跡 (sanzenin-monzeki)
京都府京都市左京区大原来迎院町540 拝観/ 8:30-17:00(3月-11月)8:30-16:30(12月-2月) 大人700円##

top