音楽・本・展覧会

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音楽に正しさなどを求め出したらロクなことにならんぞ

モンキービジネスと言ってやね、ショービズや音楽産業なんざ、基本的にはガキを騙してなんぼでしょうに。行儀よく言えば、夢を見させてなんぼ。 だから音楽には、正しい音楽とか間違った音楽なんてのはなくて、素晴らしい音楽(夢中にさせる音楽)とつまらな...
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チャリンコに乗ったえべっさん兄弟の引札

むかしの引札を見てたら、明治期のんで、グッとくるのを見つけた!「引札」とは、広告のチラシですな。木版画の登場でアートの大量生産と低価格化が実現して、錦絵(多色刷り木版画)としての浮世絵が生まれ、ポップ・カルチャーが誕生する。音楽におけるレコ...
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沢田重隆の絵

古本屋さんの100円ワゴンで『京都町なかの暮らし』『京に暮らすよろこび』『京の思い道』の3冊が並んでいて、3冊とも買う。すべて、文:寿岳章子、絵:沢田重隆とある。どちらも僕は知らない。知らないが、沢田さんの挿絵を見て、即買い。京都の暮らしに...
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『東京人』谷口ジロー特集

今月の『東京人』は、なんと「谷口ジロー」を特集している。それも100ページの大特集。これができてしまうのが東京市場のすごいところだし、『東京人』のすごいところだけど、なんかズルいな(笑)つか、単純にうらやましい。夢枕獏、関川夏央、久住昌之と...
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田中一村

『田中一村作品集』NHK出版。天神橋筋商店街の古書店・天牛書店で、田中一村の画集をげっとん☆田中一村は関東の人だけど、後半生を奄美大島で過ごし、奄美の自然を鮮やかにキャンバスに写しとった画家です。画壇との接触を断ち、係累をすべて振り捨てて自...
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『ゴンド・アート』

インド中央部のマディヤ・プラデーシュ州を中心に脈々と住み続けてきたインド先住民族のバルダーン・ゴンド族。ゴンド族のトライバル・アート(部族の伝統的な絵画)を中心に、タラブックスがその魅力を発信し、日本で静かなブームが起こったのが5年ほど前。...
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夕凪『春一番』

服部緑地レインボーヒル2021が来年9月25日に延期になった。この状況下でチケットが売れ、出演者のキャンセルもなかったなかで、これまで、槍が降ろうが大砲の弾が飛んでこようが皆が駆けつけて15年続けてきたそれこそがこのフェスの財産やと思う。そ...
北区の外

『宙のように、おおきな』

使われなくなった御幣島の歌島橋バスターミナルをアートスペース「西淀川アートターミナル」として再生させてインスタレーションしているので、見に行ってきた。『宙のように、おおきな』9月2日(木)〜6日(月)大きな作品というのは、それだけでいいな。...
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『まともがゆれる – 常識をやめる「スウィング」の実験』

障害福祉NPO法人「スウィング」の代表木ノ戸昌幸さんの著書『まともがゆれる - 常識をやめる「スウィング」の実験』。数年前、京都の大好きなライブハウス「アンデパンダン」の隣で、妙な個展がおこなわれていて、覗いてみると、これヤバいわ!となって...
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『京都五輪』現代美術二等兵

現代美術二等兵さんの個展『京都五輪』を見に祇園へ。なんも考えんくていい。「ダルマの目の黒いうち」ほか「船盛ショッキング」「うつむくこけし」「こけしアレー」「点滴だるま」「めしぬき」「はみ出しフタ押さえ」「小芋のたいたん」「観賞用シーラカンス...