音楽・本・展覧会

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『地獄絵ワンダーランド

4年前に京都の龍谷ミュージアムで開催された展示会。行き損ねたやつやけど、古本屋さんで図録ゲット☆お盆に地獄絵とは乙ですわ。 日本人の地獄イメージは、もともとが黄泉の国で、これは薄暗い地中の世界という、割に単純なイメージ。そこに仏教が入ってき...
大阪まち歩き大学

アパッチ族からクッ、深沢潮まで

先月、陸奥さんの大阪まち歩き大学で大阪城の東側、アパッチ族の強者どもの夢の跡を逍遥したのをきっかけに、開高健の『日本三文オペラ』を再読している。アパッチ族を題材にした、ピカレスク・ロマンである。猥雑で汚く、粗野で野放図だが人間存在の業を背負...
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秦まりの@「青い庭」

鍵井靖章さんの写真展 「青い庭」の最終日に間に合って、川西能勢口へ。TJWKのマスクでもお世話になっている我らが秦まりのさんがコラボしているので。能勢の風景がいいし、古民家リノベのWedgeもええ空間やし、まりのさんのアイゲンジンもええかん...
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マメイケダ「ふるつわもの」

マメさんから個展「ふるつわもの」の案内が届いて、会場が天神橋筋だったので、お昼を食べたあとにいそいそと歩いて。 今年5月にエルマガジン社から出た「昭和生まれの関西 町のパン屋さん」の表紙の絵もそうだけど、マメさんと言えば、食べるもんです。し...
大阪市の北区をグルグルめぐるブログZ

『掌の建築展』

天六の大阪くらしの今昔館『掌の建築展』へ。世界中からコレクションされた建築ミニチュアの数々。なんちゅーか、観光地で売ってるミニチュアの数々、海洋堂の建築フィギュア、僕も持ってる太陽の塔のフィギュア、企業がつくったノベルティのミニチュアの数々...
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『奈良へ』

気合の入った解説は町田康で、装丁はあの「群像」を大幅にリニューアルさせた川名潤である。で、版元はリイド社。読め!と言わんばかりのラインナップも手伝い、もろに「ガロ」やし、もろにつげ義春なんやけど、サムネイルから伝わってくる画力の異様なリキな...
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『大阪長屋でゆったりジャワ芸能を知る』

chakoさんのTIDAK APA APA(←読めない。ゆえに覚えられない。。)が豊崎の長屋で『大阪長屋でゆったりジャワ芸能を知る』が開催されたので、豊崎のyolchaへ。 yolchaはオープンナガヤのときに来たような来てないような(←し...
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91-97年、フィッシュマンズとそのぐるりのこと。

昨今のフィッシュマンズの世界レベルでの異様な盛り上がり(もともと、没後もずーっと評価され続けているけれども)を見ていると、デビューから佐藤くんの夭逝までの全期間をリアルタイムで接してきたことは、年長者のまあまあな自慢だ。『米国音楽』に収めら...
奄美

『シマジマン – 奄美市一集落1ブランド』

秋に奄美大島に遊びに行く(2回目!)予定をしていて、いろいろ調べてま。駅前第一ビルの鹿児島県事務所で見つけたのが、『シマジマン - 奄美市一集落1ブランド』という冊子で、これがね、振り切ってるというか、めっちゃリキが入っているのですよ。集落...
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『舛次 崇 静かなまなざし』

TJWKでもお世話になっている滝の茶屋のギャラリー・ファボリータのさとうちなみさんに教えていただいて、『舛次 崇 静かなまなざし』『富塚 純光 かたりべの記憶』の同時開催を見に、兵庫県立美術館のギャラリー棟へ。舛次さんの作品が101点、富塚...