古本屋さんの100円ワゴンで
『京都町なかの暮らし』
『京に暮らすよろこび』
『京の思い道』
の3冊が並んでいて、3冊とも買う。
すべて、文:寿岳章子、絵:沢田重隆とある。
どちらも僕は知らない。知らないが、沢田さんの挿絵を見て、即買い。
京都の暮らしについてのエッセイなど、佃煮にできるほど溢れかえってるし、さして珍しいものではないのだけれども、文章と同量くらいはありそうな、大量に掲載された沢田さんの挿絵に惹かれて、3冊全部買った。線描に、人間的な温かみと情緒がありながらも、同時に格調の高さが感じられる。
ネットで調べてもあんまり情報が出てこないが、どうやら、京都を専門に描いているわけではなく、日本のさまざまな土地をモチーフに描いているらしい。長年京都に暮らしていなくても、これだけのものが描けるというのは、ちょっとびっくり。
僕も京都に通い詰めて長いだけあって、見知ったところばかりで、絵を眺めていて、じんわりとした気分になる。
画像は、以下の通り。
祇園の屋根
祇園祭の長刀鉾
祇園祭の菊水鉾、躑躅山、鶏鉾、船鉾
南座
南禅寺の水路閣
東大路三条の古道具屋さん
地蔵院の五色八重散り椿
銀閣の銀沙灘
八坂庚申堂のくくり猿
京都文化博物館
上七軒の家並み
鞍馬山の木の根道
由枝神社
伏見中書島の酒蔵
五条坂清水焼の窯跡
東寺の金堂
三条古川町の商店街
南座裏の民家
三条大橋西詰の内藤利喜松商店
釘抜地蔵さん
高台寺下の文の助茶屋
錦市場の銭湯「錦湯」
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