「ならら」と「あかい奈良」

ならら

最近は地域に根付いた雑誌を探すのが楽しみで、少し前に奈良に行った際にも、地元の本屋さんで、こんなのを見つけました。
ひとつは「ならら」。こちらは、何度か目にしたことがあります。
「大阪人」的なノリで、奈良の歴史や文化を中心に、硬軟織り交ぜた記事が並んでいて、読んでいて楽しい雑誌です。
HPもあります。
http://www.narara.co.jp/

もうひとつは、「あかい奈良」。
こっちはねー、見たことなかったです。バックナンバーが積んであったので、片っ端から見てみると、表紙がすべて赤いんですわ。
猿ぼぼやら鬼面やら、赤をモチーフにした写真が、必ず表紙に使われています。
もうね、タイトルからして、釘付けですよ。「あかい奈良」やもん。
「赤」と「奈良」は、一見、結びつかないけれども、それでも、よくよく考えてみると、赤い奈良は、そこかしこに潜んでいます。
表紙にも書かれていたけれども、要するに、「もうひとつの奈良」を模索するわけでしょ。
これまでのありきたりな奈良の雑誌じゃないよ、これまで誰も見たこともない奈良を提示するんだよ、と、そういう気概が、タイトルや表紙から伝わってきます。
ただ、本屋さんに置いてあったものは、すべて、2011年以前のもので、最近のものがないのですね。
調べてみると、紙媒体は休刊、webへ移行していました。
http://www.akai-nara.net/index.html
とてもオリジナルな、いい雑誌です。紙で読みたいけどなー。

さて、我らの「つひまぶ」は現在、11月28日の発刊に向けて、鋭意作成中。
ブログは、週2(月・木)で、みんなで手分けして更新してます。
http://tsuhimabu.blogspot.jp/
先達の雑誌たちを見習いながら、ええもんをつくっていきたいですな。

コメント

タイトルとURLをコピーしました