安楽寺

安楽寺
京都の鹿ヶ谷、つまり、銀閣から南禅寺へ向かう哲学の道の道中に、安楽寺はあります。法然院のすぐ近く。
安楽寺は、法然さんら専修念仏が時の政府によって取り締まりの対象となり、法然さんの流罪と弟子への処刑がなされた「建永の法難」のあと、流罪が解けた法然さんが弟子の住蓮と安楽の菩提を弔うために再興したお寺さんです。
それくらい、当時の新興勢力である念仏は勢いがあり、それがおもしろくない旧守派の比叡山延暦寺や奈良の南都グループ(興福寺とかね)が時の政府をたぶらかして、取り締まらせたわけです。新旧対決は、どんな世にもありますな。

法然院も安楽寺も、そのような、法然さんの教えである「すべての人は平等で、南無阿弥陀仏を唱えていれば救われる」という考え方をひろめる、拠点でした。

法然院は京都好きの婦女子さんに人気のお寺さんだけれども、安楽寺は、それほど知られているお寺さんではないです。常時拝観できるわけではなくて、春の桜やツツジが咲くころ、夏の鹿ヶ谷カボチャ供養のとき、秋の紅葉シーズンのときだけ、山門が開かれます。
そのせいか、商売っ気がほとんどない、いいかんじに寂びたお寺さんです。
哲学の道から山に逸れて、山門に続く道。書院から眺める庭…。侘びや寂びというのはこういうことをいうのだな、ということが、つくづくわかるお寺さん。
今回は、哲学の道の喧噪をよそに、書院からの庭を独り占めしていました。
また、そこで書いていただく御朱印の丁寧なこと。ゆっくりと時間をかけて、丁寧に丁寧に、心を込めて書いてくださっているのが、ありありと伝わってくる御朱印をいただきました。いつまでも見ていられる、素晴らしい御朱印です。

訪れるときはいつもこの時期だけれども、次回は、夏の厄よけ、鹿ヶ谷カボチャ供養のときに訪れてみたいです。

安楽寺

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Flickrに画像あります。
京都:安楽寺(2013.11.20)

安楽寺

京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町21

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