マメさんから個展「ふるつわもの」の案内が届いて、会場が天神橋筋だったので、お昼を食べたあとにいそいそと歩いて。
今年5月にエルマガジン社から出た「昭和生まれの関西 町のパン屋さん」の表紙の絵もそうだけど、マメさんと言えば、食べるもんです。しかも、茶色い。
ところが今回は、古家。古民家というわけでもなく、古い納屋とか倉庫とか、コンクリとかトタンとか波板とか畑とか。
なんちゅーか、相変わらずシブいところに目をつけますな、あの人は。年季が入って、何か年輪がジワっと溶けて滲み出てるような建物ばっかり、「ふるつわもの」と名付けて描いてはります。最近は、食べるもんと建物を描くことが多いらしい。
マメさんの絵、以前とはビミョーに変わってきているような気がする。輪郭がはっきりしてきたというか、描き込みが深くなってきたというか、以前よりシャープになってきたというか。
はっきりとした違いはよう言わんけど、現役の画家を追っかける楽しみって、そんなところにもあるんやね。
錆びたトタンの壁に屋根瓦の「茶色い小屋」とか、めっちゃ好き。
逃げる本人を捕まえて激写☆(笑)
マメイケダ「ふるつわもの」
2021.7.17(土)〜8.7(土)13:00-19:00
会期中 火・水休
hototo(大阪市北区天神橋5-7-12 天五共栄ビル301)
https://hitoto.info/furutuwamono/
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