宮本又次大先生の大著作『キタ – 中之島・堂島・曽根崎・梅田』。
1)キタとミナミ
2)中之島の巻
・中之島概観
・中之島東部
・中之島西部
3)堂島の巻
・堂島概観
・堂島西部
・堂島東部
4)曽根崎の巻
5)梅田とその周辺の巻
・梅田界隈
・梅田周辺
6)キタのうつりかわり
それぞれの章立てのなかには細分化されまくった小見出しが総数218個で、ページを繰っても繰っても目次が並ぶ。
もう、キタの辞書みたいな本で、なんでも載ってる。
ようこんだけ広く詳しく調べはったわと頭を垂れるしかない。
1964年(昭和39年)発刊の名著が、2013年(平成25年)に復刻版で出た。
ただし、11,000円。
貴重な図版もたくさん載ってるけれども、テキストベースでこの値段て、全集でも見たことない価格やけど、古本屋さんでほぼ新品で5,000円で出てたので、ああもうこれは、買え!ということなんやなと、即買い。
lovely先生は、四天王寺の古本市で1000円でしたっけ? かなりうらやましいぞ(笑)
2週間くらいかけてチビチビ読んだやろか。論文とかではなく、あくまでエッセイ風にいろいろ紹介してくれてはる、読みものとして付き合える本。
こんな大仕事があるから、後年、僕らはいとも簡単に自分の足元のことがわかる。ありがたい。
キタ博士になった気分ですわー。
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