今日は笑福亭智丸さんの独演会なので繁昌亭へ。
智丸さんには、以前、つひまぶで落語の「鷺取り」の解説のための取材にご協力いただき、それ以来、高座に寄せていただいている。
と言っても、最近は都合がつかないことが多く、年イチの独演会くらいかも。そんなのでもご案内いただけるので、ありがたいことだ。
ワシは落語の良し悪しが語れるほどの審美眼はまるで持ち合わせていないのだけど、智丸さんのテンポや間の取りかたは、聞いていて気持ちがいいのだ。
で、独演会。
7月6日なので、前日の7月5日が大災害Xデーやったわけで、ほんまに大災害がやって来て独演会が流れたら大損するとこやったとか、払い戻しはせなあかんのかな?とか、雑誌「ムー」が日本滅亡特集してたけどどーなん?とか、でも「ムー」はその特集号に次号予告載せてて、どないやねん!とか、タイムリーな時事ネタで枕をやったあとは、
長柄の鶴満寺(当時は今よりも少し西にあった)が舞台の「鶴満寺」、「小言幸兵衛」、天満の市場(青物市場?)の蜜柑問屋が舞台の「千両みかん」と、地元が舞台の噺で、馴染みがあるのが嬉しい。場所や情景が思い浮かぶので、落語初心者のワシでも理解が進むのだ。
ゲスト出演は、桂文福師匠。
テレビで見るクラスの名人の高座を見るのは初めてで、さすがに華がありますな。
大喜利を繰り出しまくるものだったけど、テレビではできない大喜利が飛び出して、いやー、権力におもねない芸人の凄みを見たな。
愛がないのにIR〜♪
開口一番の月亭希遊さん、笑福亭智之介さん(ですよね?)、文福師匠、そして主役の智丸さん、楽しい高座でした。お疲れさまでした。
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