春日大社にほど近い、奈良の高畑にある頭塔。
奈良時代に藤原広嗣の祟りで死んだ僧・玄昉の頭を埋めたとか、東大寺の僧・実忠が国家安泰を祈って築いた土塔の跡とか、いろいろ謂れはあるけどいまいちはっきりしない。だいたい、藤原広嗣も実忠も、正直、誰やねん!と。玄昉くらいは知ってる。東大寺建立を聖武天皇に進言した人。ま、頭塔は、奈良時代の数少ない石仏群、奈良のピラミッドですな。
すぐ隣にホテルがあって、これまでは、引いた場所から全体像を見るのが難しかったのだけれども(間近ではなんぼでも見れる)、このたび隣のホテルが取り壊されて更地になったので、今が全体像を目に収めるチャンス☆
瓦屋根の祠のなかには、線刻された仏さんがいらっしゃる。


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