飛火野

こないだの頭塔のすぐ北側には春日大社の境内というか春日山の原生林がひろがっている。
奈良は京都と違って、お寺さんや神社の境内の境界が曖昧で、いつの間にか境内の外に出てしまっているゆるさがある。
京都のお寺さんや神社は、壁で外界と切り離して、閉じられたスペースの中で強固な世界観を構築しているので、こうはいかない。
飛火野も、そもそもここが春日大社の境内なのかどうか、よくわからない。風景がひらけていて、気持ちがいいし、奈良でも大好きな場所だけど、なんでこんな広大な風景が突如として存在しているのかもわからない。
まあ、風景なので、なんでこんな広大な場所があるのよ?と問うてみても詮ないことだけど

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