小西真奈美似「あんた、元カノと会っとるん?」
男「会ってないよ」
小西真奈美似「1回も?」
男「1回も」
小西真奈美似「連絡は取ったんやろ?」
男「取ってないよ」
小西真奈美似「ほななんで結婚式出るんよ?」
男「だって、向こうが招待してくれてんもん」
小西真奈美似「連絡取ってへんのやろ?」
男「取ってへんけど、招待するから来てって言うねん、向こうが」
小西真奈美似「連絡取ってるやん」
男「それだけやん」
小西真奈美似「ほな、結婚式に行ったら、別れてから初めて会うん?」
男「そう」
小西真奈美似「ほんまに?」
男「うん」
小西真奈美似「ほんまはどうか分からへんけど、それはそれでイヤやなー。あかんやろ」
男「なんであかんの?」
小西真奈美似「あかんやろー。なんでいいと思えるんよ? 信じられへんわー」
中之島美術館に「上村松園 生誕150周年」を見にいく。
女性画家・美人画界のラスボスの作品は、どこまでも品がよく、清らかなのに肉感的で官能的で、一点の卑俗なところもなく、清澄で、珠玉のような数々だ。
松園の絵は、岩絵具の群青が素晴らしい。高貴。そして皆、指先やしぐさがきれいだ。
と、松園の優美な表現を堪能したあとに入った喫茶店で、隣のテーブルで繰り広げられていた男女の攻防戦。
小西真奈美似のつぶらな瞳のかいらしいおねえちゃんが、ツノを出して男を詰めていた。
松園も、このような俗世の有象無象に塗れながらも、泥池に咲くハスのような理想を追求し、表現に没頭したのだろうか?
黒振袖に丸帯を締めて文金高島田に角隠しを被った京都の古きよき花嫁風俗を主題にした「人生の花」も、なんとも言えない華やぎがありますな。ツノが隠れていると思うと、恐ろしいけど。






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