ムジカジャポニカの友部正人

ムジカジャポニカの友部正人

今日は年イチの、ムジカジャポニカに友部正人さんが来て、ライブをやってくれる日。なにがあろうとも行かなあかん夜。
3人掛けの長イスが13脚の約40席でさー(机もイスになる!)、立ち見も入れて60人くらい。汗も唾も飛んでくるような距離で、友部さんの歌と演奏が聴ける贅沢よ。

風は長い着物を着て
朝の通りをめざめさせる
ぼくは朝と手をつなぎ
夜まで眠ることにした

雨はおくれてやって来て
村の祭りを中断させた
オートハープを抱えた少女が
駅で電車を待っている

君が歌うその歌は
世界中の街角で朝になる
君が歌うその歌の波紋を
ぼくはながめてる

本編のラストは、不意打ちの『朝は詩人』だった。
70年代の初期の友部さんも大好きだけど、90年代の友部さんの曲は、詩の寓話性やメロディのポップさが際立っていて、ワシはかなり好きだ。
その年代からの曲もたくさんやってくれた。
『6月の雨の夜、チルチル ミチルは』『遠来』

ムジカは今、周年週間で、今年が19年目なのだそうだ。
未成年だね、と友部さんがお祝いの言葉を述べ、お祝いに歌うからリクエストして、と、ムジカのせい子さんに投げかけていた。
え?まじ?と、せい子さんが驚きとともにリクエストしたのは『一本道』。
これ以上ないくらいのベタなリクエストだが、この大名曲を、せい子さんは嬉しそうな顔をしながら聴いていた。
『はじめぼくはひとりだった』『僕は君を探しに来たんだ』『愛について』『ブルース』『ただそれだけのこと』。
日本語の重要文化財のような名曲をいくつも散りばめてくれた。
間に挟み込まれた、昨年出た新譜からの『陸前高田のアベマリア』は、淡々としているけれども朗らかな名曲だ。

新旧、大名曲から小粋な佳曲まで。
極上の2時間30分。この時間をご褒美に、またこれからの一年を頑張れそう。

家から15分も歩くと、こんな時間が味わえる場所があるってこと。このうえなく贅沢なこと。

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