かんでんコラボ・アート作品展

かんでんコラボ・アート作品展

かんでんコラボ・アート作品展を見に、中之島の関電ビルへ。
公募展はグランフロント大阪でやってたけど、2月で、まったく時間がとれんかったよね。
で、招待作家展の関電ビルへ。
なんといっても、ワシの推しの西岡師匠の作品が展示されているのでね。

一応、アール・ブリュットって括りになってはいるのだけど、で、アール・ブリュットには、このジャンルにオリジナルの傾向もあるといえばあるけれども、個人的にはもう、掛け値なしに、気に入るものが多いなあ。
コーナスの西岡師匠の作品なんて、いっつもとんでもなく素晴らしいし、あの人は大体、存在自体がかっこいい。

チラシにもなっている、林口勲さん(社会福祉法人やまなみ会)の作品はボールペンで延々と書き殴っているように見えて、「あ」がひたすら描かれている。読売ジャイアンツの阿部慎之助監督が好きで、頭文字の「あ」をひたすら書いているそうだ。タイトルも「阿部慎之助」だ。

古久保憲満さん(スマイルエンジニア)の作品は、左右140cmの大作だ。架空のまちなみがびっしりと描かれている。濠があり、城塞があり、櫓があり、ウォータースライダーがあり、ラーメン屋があり、ハングルやよく分からない文字が散りばめられており、とにかく描き込まれている。余白をつくってなるものかといった気迫を感じるが、この偏執狂的な描き込みはアール・ブリュット作品の醍醐味でもある。

川畑政人さん(宝塚さざんか福祉会)の「アフリカゾウ」は図鑑を見て描いたそうだが、アフリカらしいカラフルさが溢れている。右目と左目の色が違うところが、カラコン入れた象?ってかんじでいいし、鼻のブルーもいい。

平野喜晴さんの「繍」は、新聞や雑誌の気になった言葉を描いているのだが、変にメッセージがないのがいい。「やさしいってよう/やさしくないってよう」「ふぁみいゆかえりたくないでさあ/ふぁみいゆかえりたいでさあ」「やさしいから/やさしくないから/やさしかったから」とか、なんの三段活用?ってものが多いので、国語の本でも見たか? 文言のチョイスが素晴らしすぎるな。

大トリは西岡弘治さん(アトリエコーナス)の「楽譜 Allegro 135」。ワシの推しでもある西岡師匠の作品は、やっぱり、素晴らしい。
右へ右へと強力な推進力を感じる楽譜群は太平洋を悠々と泳ぐ鯨のようで、なんとも言えない魅力がある。
「楽譜 Allegro 135」ってことは、モーツァルトの交響曲かもしれないし、ベートーヴェンの第四楽章の一節かもしれない。誰か、弾いてほしいなあ。

やっぱ、アートはいいなあ。
中之島まで来たので、むろん、カレンでオムカツカレーを食べて帰る。

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