ソウルフラワーユニオン2年ぶりのアルバム『ハビタブル・ゾーン』リリース!&ゲット!
生命住居可能区域! 生物学的にもマインド的にも、この音が鳴ってる場所が生命住居可能区域、ハビタブル・ゾーン。この清々しさよ。
SFUもデビューして35年になるらしいが、で、僕も彼らに35年付き合ってるが、「尊厳溢れる怒り」を手を替え品を替え鳴らしてるだけというか、いつだって、尊厳を邪魔する奴らがいて、そこをどけよ!って言わなあかん時代がずっと続いているだけで、今回も、そんな音になってる。生きていくためには、水や酸素だけじゃなくて、尊厳が必要やからね。だから、ハビタブル・ゾーン。
サブカル臭もひねりもなく、165kmど真ん中ストレートのわっかりやすい曲が10曲並んでる。
冒頭、笑ってしまうくらいあからさまにヴェルヴェットアンダーグラウンドの「ウェイティング・フォー・マイ・マン」が流れ、そっから60年代ロックと70年代ソウルと80年代アシッドハウスがごちゃまぜになったエレクトロ・グラフィティでロックンロール・ダンスな曲が展開される。
彼らのアルバムはいつだって最新作が最高傑作で、今作もまた最高傑作なのだけれども、とにかくいい曲を書いて、いい歌詞を書いて、どういうふうに人生を歩いていくか、結局はそれがダイレクトに曲に出てるからやと思う。
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