早朝からふた仕事ほどやっつけて、一紅さんの「宮沢賢治をおんどくする読書会」へ。
宮沢賢治の『シグナルとシグナレス』を、集まった6人で輪唱するように順番に読んでいく。
本線の信号機の親玉シグナルと軽便鉄道の小さな信号機シグナレスの身分を超えた恋を軸に、電信柱や倉庫の屋根やらがいろいろ擬人化されて出てくるのだけど、人間はひとりも出てこない。
不思議な幻想小説というか、寓話だな。
宮沢賢治の作品は特に顕著だが、声に出して朗読すると、文章のリズムがとてもいいことに気がつく。
読んでいて、心地いいのよね。
昨夜、下読みというか、ざーっと読み通したのだけど、そんときはいっこも頭に入ってこず、まったく回路が開いていないようで、どうしよう!と思ったのだけど、今日、声に出して読んでみたら、わりにスルスルとうどんを啜るように身体に入ってきた。
声に出して読むと、別の回路が開きますな。
新しい発見だ。
感情の込めかたが、読む人によって違うのもおもしろい。
青空文庫に収録されているのでpdfをダウンロードしたのだけど、それだけだと味気ないので、表紙を自作した。イラストはネットから拾ってきたものだが。少しでも気分を上げようと思って。
音読する読書会というものに初めて参加してみたけど、よく分からないなりに楽しかったな。
黙読と音読だと、まったく別の回路が開くのだという新しい発見もあった。
来月も参加するつもり。
一紅さんありがとう。



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