
北区社会福祉協議会の「65歳以上のシニアによるシニアのための地域広報誌」事業のスーパーバイザーをお引き受けしたのが昨年3月で、そこから1年かけて伴走してきた事業も、ワシは今日で終わり。
この事業に応募されたみなさんに、
取材のコツ・文章の書き方・写真の撮り方などをレクチャーし、実際に地域広報誌を企画してもらい、かたちになるところまで来ました。
どんな新聞にしたいのか、創刊号の特集はどんなものにするのか、編集長の役割分担など、1年かけてあーだこーだと誌面づくりで意見を闘わせてきたものが、ようやく完成間近となりました。本日校了!あとは印刷するだけ!創刊号の配架場所も決まった!のはずだったのが、じつは今日まだ朱入れせなあかんところが出てきて、校了直前まで朱入れしているのが雑誌っぽいですな(笑)
魅力的だけど個性が強い方たちが集まったこともあって、考え方の違いや進め方の違いから議論がヒートアップすることも多々あり、空中分解しそうな局面が何度かあったのだけど、
なんちゅーか、65歳をすぎて歳を重ねておられるので、みなさん、人間力がすごくて、簡単にちゃぶ台を引っくり返さないし、粘り強く着地点を見つけますね。ヒートアップしてるわりには、そっと手を差し出す。これはもう、酸いも甘いも噛み締めてこられた人たちにしか出せない、まったく真似のできない人間力でした。
この力に何度救われてきたことか。
そして、現役を退かれたけど、なにかにチャレンジする意欲を失っていない方々は、ほんまに意欲的です。
LINEが使えるとか使えないとかの話ではないですよ。流行りのAIを使いこなすし、AIの講座を受けに行かれるし、自分なりにAIの使い方を見つけておられる方ばかりです。
新聞づくりにおいて最後まで立ちはだかった壁は、誌面デザインをどうするんだ?ということです。
専門的なスキルが要求されるのはもちろんだけど、そもそも、制作ソフトをどうするのか?と。ここが一番頭が痛かったところです。
昔のガリ版刷りみたいに、記事すべて手書きにするか?ってことも、チラッとは考えた。
でもその心配は杞憂に終わりました。
編集長やメンバーの何人かは、まったくのゼロからCANVAを独学で勉強され、ついには誌面をCANVAでレイアウトするところまで行ったんですよ。
これ、すごくない?
ちなみにワシ、CANVA使えないから!
まだありますよ。
この事業は、地域の人が記者となって当事者目線で地域のことを見て、やはり同じ地域の人に魅力を伝えるというものです。
そうやって地域のあれやこれやに目を向け、関心を持つことで、記者や読者が地域活動にかかわるようになってくれたらしめたものです。
そうやって、地域やコミュニティに関わりを持ってもらうことで、ご自身の人生をより豊かにしてもらい、ひいては地域も豊かになる…。そんなところを目指している事業です。
それが裏のテーマなのだけど、
気が付けば、
地域の百歳体操に参加されている方
まち歩きのガイド養成講座に参加されている方
コミュニティ会館で開催される行事に参加されている方
など、もうすでに地域行事に参加されている方がいます。
町会のあり方に問題意識を持たれた方
行政情報の流通の仕方に問題意識を持たれた方
など、すでに当事者意識が芽生えている方もいます。
これまで、そこに住んでいてもあまり地域の活動に関わってこられなかった方が、積極的に、地域に入っていかれています。
町会に入るとか入らないとか、そういうことではなくて、コミュニティとかかわりを持つことはこれからの社会では絶対に必要です。
でもそれが強制されたものや、つきあいで仕方なしに、というものだったら、あんまり意味はないんです。
役をやらされたらイヤやなぁ!から一歩も進まない。「できるだけかかわらないようにかかわる」だけになってしまいます。
でもそうではなくて、自分なりの、楽しく心地よく思えるかかわりかたを見つけてもらえたら、そのかかわりはきっと、その人の人生を彩り豊かなものにしますよ。
そういうきっかけに、この事業がなればいいなと思って、この一年、伴走してきました。
もうすぐ、4月早々に、創刊号が出ます。
とりあえず北区社協や北区役所に行けば手に入ると思うので、4月になれば手に取ってみてください。
気づけば、木蓮の蕾がはち切れんばかりに膨らんできましたな。
春です。
最後に集合写真を誌面に載せることになって、撮らせてもらったんです。その写真(の別カット)を許可をいただいてここに載せてます。
みなさん、いい顔してるでしょ。
ポジティブで楽しそうな雰囲気が滲み出ています。
今回の事業に応募されて、こういう顔で日々を過ごしてもらえたら、サイコーじゃないですか。
記者に応募されて、1年間一緒にやってくれたみなさん、お疲れさまでした。
大きく羽ばたいてください。



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