北野天満宮の裏手に御土居(おどい)ってのがあります。
そこだけじゃなく、京都市内南北8.5km、東西3.5kmの大掛かりな土木事業ですが、要するに、土塁です。パッと見、小山ですね。
どーも、そこを京都の境として新たに策定したい狙いがあったようなのだけれども、詳細がわかってなくて、聚楽第などともに、秀吉の幻の事業のひとつに数えられとります。人為的な洛中・洛外の区画分けは、不評だったようですな。
ここ、今では、紅葉の名所のひとつですね。
北野天満宮は、どちらかと言えば梅の名所だし、行きやすい場所にあるわけでもないので、東山界隈の喧噪と比べると、ここはゆったりと紅葉を鑑賞することができます。
これまで、夜のライトアップしか行ったことがないのだけれども、いつ行っても、ゆったりしてます。
太鼓橋なんかもあって優雅だし、なかなかの広さの紅葉苑なので、見応えもありますね。
途中、竹林と紅葉が並ぶ場所があって、そこでの、緑と紅のコントラストが、僕は好きです。
北野天満宮
京都市上京区馬喰町
http://kitanotenmangu.or.jp/
コメントを残す