大悲閣千光寺

大悲閣

嵐山の渡月橋を渡らずに、大堰川の南岸を上流へ向かって歩いていくのですね。
ここ、いわゆる嵐山の観光スポットから外れるので、ほとんど人が来ません。
でも、青葉が空を覆う水辺の道で、ごっつう気持ちがいいのですよ。この道は、司馬遼太郎が、残したい京都の風景に選んでましたな。
20分も歩くと、星野リゾートの宿があって、その手前から山に登る道があります。
登っていくと、大悲閣千光寺がありまして、こっからの眺望は嵐山越しに京都市中が眼中に収まるというもので、なかなの絶景です。
かつて大堰川は暴れ川として、よく嵐山を溢れさせました。
そこで堰をつくって、川の水をコントロールしようとするわけですが、これを、戦国期の豪商である角倉了以が執り行います。この人は、高瀬川を開削した人でもあります。京都の水運の父ですな。
私財を投じて水路を開拓し、公益に貢献する。もちろん通行料を取るから投資分はそっから回収するわけです。こういうスケールの商人が今はいないと嘆く向きは多いけど、まあ、封建制のころの商人は租税払ってないから、公益事業を勧進されてやるわけです。
さて、大堰川の堰をつくるとき、なかなかの難事業で、たくさんの人が亡くなりました。
その人たちを弔うために、大堰川を見下ろす場所に、大悲閣千光寺があります。大悲閣というのは、観音さんを祀ってある場所。大いなる慈悲、というほどの意味です。
寺子屋のようなソロバン教室のようなざっかけないお堂でくつろぎながら、京都の眺望と手前の嵐山の緑を眺めて眼福。
僕の手持ちのなかでも極上の、ええ時間を過ごせる京都です。
で、お堂で見つけた、絵で描かれた般若心経。絵心経。
これはほしいわ!と思って、いろいろ調べてたら、四国のお遍路で売ってるようで。あとはアマゾンで手ぬぐいが。早速ポチッとした☆

大悲閣

大悲閣

大悲閣

大悲閣

大悲閣

大悲閣

大悲閣

Flickrに画像あります。
京都:大悲閣 千光寺(2014.5.3)

大悲閣 千光寺

京都市西京区嵐山中尾下町62
http://daihikaku.jp/


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