天満から環状線に乗って3駅、野田と藤が縁深いことはなんとなく知ってはいたんですが、野田藤という品種があって、福島区の区の花が藤で、地域挙げて藤を咲かせているというのは、まーったく知りませんでした。
どこかに藤の名所があって、それを観光資源としてまちを盛り上げているとかそういうのではなくて、あちらこちらに藤棚や藤の鉢があって、それらを順番に見てまわると、自然とまちあるきができてしまうという、一石二鳥みたいなことになってます。
そーいえば、町名表示のプレートも、藤色ですわ。
太古のむかし、野田・玉川付近は大阪に面した湿地帯で、あたり一面に藤が咲いていたらしいです。
のちに、「吉野の桜、野田の藤、高雄の紅葉」と謳われたほどやそうです。
戦前まで残っていた藤の古木は空襲で焼失したけれども、その後、地域の力で今の姿があるのだとか。
北区に「バラの会」というのがあるように、野田には「藤の会」ってのがありまして、そちらの会の方がお世話されているようです。
ちなみに、藤といえば蜂がつきもんだけど、今は、梅田・茶屋町のヤンマーのところで飼育している蜂が、ここまで蜜を求めてやってくるのだとか。
今回は、野田中学校(藤棚の世話をしている先生がいれば、入れます)、野田コミュニティセンター、春日神社の3つを。 盛りはまだ先で、5月の連休あたりが盛りみたいです。
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