「帰ってから、お腹がすいてもいいようにと思ったのだ。」

久しぶりに、料理家・高山なおみさんの「帰ってから、お腹がすいてもいいようにと思ったのだ。」を読む。
というか、何冊めかわからないけれども、また、本屋さんで買ってしまった。
この本は、10年ちょい前に、なぜか「ロッキンオン」から単行本が出され、その後、文春文庫に収まった。
単行本のときは、おもしろい装丁で、巻末のレシピ集が、本の本体から取り外せるようになっていた。
料理本だけれども、料理が出てくるエッセイ集のようなもので、折々の出来事とともに、そこからインスパイアされた料理が出てくる。そして、文章は、驚くほど巧みだ。
心に引っかいた傷や、胸を吹き抜けていった風や、ちょっとした歓びや悲しみが、淡々と。とても滋味深くて、さらに嬉しいことに、通底奏はフィッシュマンズ。そう、この本には、一貫してフィッシュマンズの音楽が流れているのだ。
ときどき、ふと、無性に読みたくなって、そのたんびに、本屋さんで買い求める。もう、何冊目だろうか?

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