東日本大震災の震災遺児をニットで支援するTJWK関西(https://atricot.jp/tjwk)の2023年度の事業が3月末で終わり、本日、作品売上の全額をあしなが育英会に寄付してきました。
全額が、東北の震災遺児のための心のケア施設「東北レインボーハウス」の運営に使われます。
2023年度の売上全額=寄付金額は、なんと「1,519,478円」となりました。
振り込みにせず、あしなが育英会の神戸レインボーハウスに足を運び、こちらの活動をお伝えしたり、あしながさんの活動の報告を受けたりと、おたがいの情報交換をするのが毎年の年中行事になっています。
あしながさんも僕たちも、毎年のこの日を楽しみにしています。
今年は元旦から能登半島地震がありました。
ついこの間は台湾で大きな地震があり、一昨日は愛媛でも大きな地震がありました。
あしながさんでは、能登半島の被災地に赴いて、緊急支援金を届けるべく、奨学生たちの元を訪ね歩いているそうです。
東日本大震災のときも、行政よりも早く、各地の学校の校長先生と調整し、緊急支援金をお配りされていました。あしながさんは、とことんスピードが速い。
そして、今年は新しい文集をいただきました。
これまでは、震災遺児たちのあの日の出来事や未来に向けてのことを書いた文集だったけれども、今回、遺児のお母さんたちの文集をいただきました。お子さんを亡くして10年以上が経ち、ようやく、言葉を紡げるようになったとのことです。あたりまえだけど、時間がかかります。
ほか、
ボランティア活動にありがちな「べき論」で取り組む人とそうではない人の温度差の話など、どこも同じような問題抱えていますよねといった話を交えながら、また来年もたくさん寄付できるように頑張りますとお話して、神戸を後をにしました。
TJWKの活動にかかわってくださったすべてのみなさん、お支えくださったすべてのみなさんに感謝します。お疲れさまでした。
売り上げや事業の詳細は、これから決算書を作成して、HPで公開したいと思います。
https://atricot.jp/tjwk/archives/3837
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