北区役所でランチタイムコンサートがあるってんで、覗いてきました。
相愛大学音楽部卒業生のフルート奏者と相愛大学音楽部在籍のピアノ奏者によるデュオです。
「アイネ・クライネ」やって、「ジブリ・メドレー」やって、「川の流れのように」やって…、定番ですね(笑)
まあ、お昼のひとときにミニコンサートやって和やかな気分を…、ってことなんでしょうが、いつも思うのは、カタいところが企画するミニコンサートって、室内楽ばっかりですな。
まさかパンクやエモをやるわけにはいかんだろうけれども、とんがりも引っかかりも傷もなんもない、消去法で、無難な無難なところに決めた感が漂ってくるんですよね。
べつに室内楽を否定する気はないけど、この手の企画からは、「携わってる人たちが音楽を愛してない」のが透けて見えて、やるせない気分になります。
こんなところに最大公約数を持ち込んでも、おそらく誰の心にも残んないでしょうね。
音楽は、もっと自由なんだけどな。
北区という括りで考えみると…、
北区在住の外国人と協力して、各国の民族音楽を順繰りに紹介していくとか。
北区在住の他府県人と協力して、各地方の民謡を順繰りに紹介していくとか。
北区内にある音楽専門学校やライブハウスと協力して、子供を集めて、親子を集めて、音楽製作のワークショップをやるとか。
天満音楽祭のスタッフと協力して、場の空気を自在に操れるような達者なパフォーマンスのスキルを持った人たちを集めるとか。
ちょっと考えただけでも、やりようはいろいろあると思います。それも、きわめて低コストでできると思うし。
奏者に罪はないけどね。
大阪市北区役所
大阪市北区扇町2-1-27
http://www.city.osaka.lg.jp/kita/
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