高野山といえば、企業や団体の自由すぎるかたちの墓や、戦国武将の分骨がたくさんあって、宗派を超えた楽しさがあるんですが、そーゆーのもええ加減飽きてきたころに、目に焼き付いてくるのは、やっぱ、お地蔵さんとコケ、ですね。
藤原新也が「全東洋街道」のラストで、高野山に行きます。冬の高野山。そのときに撮った写真がお地蔵さんで、それがずっと頭に残っていて、高野山といえば、お地蔵さん。
路傍のお地蔵さんがたくさんあって、信仰の深さを感じますね。
墓地はときを経て、何層にもなっているはずで、地中にも無数のお墓やお地蔵さんが埋まっているのだと思います。
まさにここは宗教都市。
こんな場所、世界中探しても、そうはないと思います。
聖性、仏性の高い場所やと思います。
高野山 奥の院
コメントを残す