京都もメジャーなお寺さんはともかく、そこそこ有名なお寺さんでも、季節を外せば、ひっそりとしたもんです。
真如堂なんて、その典型かもしれません。
紅葉がキレイなので、その時期はたくさんの人で賑わうけれども、それ以外の時期は人の気配も少なく、のんびりできます。
こじんまりとした紫陽花園があって、今の時期はええかんじなのですが、こじんまりとしているので、人があんまり来ません。でも、アジサイの種類が豊富で、なかなかいいのですよ。
さらに、紅葉の名所ということは、今の時期は、青葉がキレイだってことです。
庭は、重森三玲の孫が作庭したというモダンな庭と、30年前につくられたとは思えない京都らしい風格を備えた、涅槃の庭があります。
涅槃の庭は東山を借景として、その稜線に沿うようにゆるやかにカーブのかかった生垣、そして涅槃図のように配置された庭石の3層構造になっていて、見事なもんです。
隣の黒谷さん、金戒光明寺もいいお寺さんですが、雨足が強くなってきたので、今回は真如堂だけで。
真如堂(真正極楽寺)
京都市左京区浄土寺真如町82
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